ブックタイトル吉富町町勢要覧

概要

吉富町町勢要覧

食美だいこん美だいこんをつかった料理　ブランド野菜の一つとして取り組んでいるのが赤大根です。2011（平成23）年農業関係者でブランド部会を発足し、本町の特産品づくりの一環として生産を推奨。生産農家を募り、地域ブランド野菜「美だいこん」と名付けました。赤い色素はポリフェノールの一種・アントシアニンを豊富に含む証。辛味が少なく、生で食べるとシャキシャキした食感と柿のような甘みがあります。毎年９月頃に生産が始まり、出荷時期は11月頃から２月前後まで。本町内のJA直売所などに並びます。2016 吉富町 町勢要覧　食の安全・安心に向けた取り組みはもとより、付加価値のある産品づくりやブランド開発、６次産業化は今後の農業振興の要となっています。本町においても地場産品の安定生産はもとより、市場が求める品目の普及、吉富ブランドの創出、６次産業化の促進は、農業を持続可能な産業にしていくための大きな課題です。各農業関係団体との連携をいっそう強化し、収益性の高い品目選定や作付け拡大とあわせて、吉富ブランドの開発、特産品の町内外への販路拡大等を支援し振興を図っています。吉富ブランドのススメ――産品振興うつくし　豊築地域農産物直売所（連絡協議会）のレシピコンクールで最優秀賞を受賞した和才さん考案「大根もち入りスープ」。大根もち入りスープ　美だいこんは酸味を加えるとより鮮やかに発色します。煮物の場合も１滴程度の酢を加えると見た目が華やかに。煮物　千切りにすればそのままサラダに。美だいこんならではの瑞々しい食感とフルーツのような甘みを楽しめます。美だいこんサラダ　NHK北九州放送局の番組内で美だいこんが特集されたことも。料理研究家が考案した「生春巻き」は美だいこんの食感がアクセント。生春巻き　大根もちを作る過程で出る絞り汁はゼリーの材料に活用。カボスの酸味を加えることで自然素材ながらきれいに発色。美だいこんゼリー12