ブックタイトル吉富町町勢要覧

概要

吉富町町勢要覧

　地方自治体を取り巻く環境は未曾有の事態を迎えています。少子化・超高齢化による人口減少社会の到来、経済のグローバル化、環境問題、地域主権の進展――。めまぐるしく変化する社会情勢は地域社会まで影響を及ぼし、さらに住民ニーズの多様化・高度化が加速する中、従来のように行政が全てのニーズを一手に引き受け、地域の課題を解決していくことは難しい状況になっています。そこで必要になるのが、地域の様々な資源を活用し、住民と行政が一体となって協働するまちづくりです。　こうした流れを踏まえ、本町は2011（平成23）年に「吉富まちづくりビジョン」と題した第４次総合計画を策定しました。本町が目指す将来像は、≪誇りと絆を育む 緑豊かな住みよいまち　★小さなまちにあふれる輝き★。2011（平成23）年から2022（平成34）年の12年間を計画期間とし、具体的な施策を示す基本計画は４年を１期とする前期・中期・後期の３期構成で推進しています。将来像の実現に向けた３つの重点プロジェクト（中期）は、より快適な住環境を構築する「暮らしの場づくりプロジェクト」、住民同士のつながりの強化をはかる「コミュニティづくりプロジェクト」、地域経済を活性化する「起業・雇用の場づくりプロジェクト」。さらに、町民憲章の理念を基にした５つの基本目標を掲げて“小さくとも輝く”新しいまちづくりを進めています。本章ではこの５つの基本目標（中期）をそれぞれ紹介します。暮らしの場づくりコミュニティづくり起業・雇用の場づくり住民と行政が協働するまちづくり2016 吉富町 町勢要覧来誇りと絆を育む　緑豊かな住みよいまち★小さなまちにあふれる 輝き★小 さくとも輝く 小 さくとも輝く 小 さくとも輝く第３章　「潤 輝」22