独立行政法人 国際協力機構(JICA)が発行する「ピースビルディングボンド(平和構築債)」への投資について
2022年08月01日 更新


吉富町では、基金運用の一環として、さらに資金運用を通じた社会貢献への取り組みとして独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」)が初めて発行する「ピースビルディングボンド:平和構築債(ソーシャルボンド)」の理念や趣旨に賛同し、ESG投資★を実施しました。
JICAは、日本の政府開発援助(ODA)を一元的に実施する機関として開発途上国への国際協力を担っており、JICAによる債券の発行は、日本政府からSDGs(持続可能な開発目標)を達成するための具体的施策の一つにも位置付けられています。
このピースビルディングボンド(ソーシャルボンド)により調達された資金は、JICAの実施する有償資金協力事業のうち、紛争・内戦により影響を受けた(受けている)国・地域等に対する人道支援、紛争後の復興・復旧、紛争の発生・再発防止・平和の促進等を支援する新規および実施中の事業に充当される予定です。
町制施行80周年を迎え、次の90周年、100周年に向けて持続可能で成長し続けるまちづくりを実現するために、今後も適切なリスク管理のもとで、収益性の確保に努めてまいります。
そして、社会的課題や環境問題の解決に向けたチャレンジを続けていくことで、持続可能な社会の形成に向けた社会的責任をはたします。
★ESG投資:環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)も考えた「投資」のことです。それぞれの要素を考慮して総合的に投資判断を行う手法で、頭文字を取ってESG投資と呼ばれています。
<本債券の概要>
債券名 | 第67回国際協力機構債券 |
年限 | 20年(2042年7月22日償還) |
投資額 | 1億円 |
利率 | 0.91% |
お問い合わせは検査会計室
電話0979-24-4070
〒871-8585 福岡県築上郡吉富町大字広津226番地1