独立行政法人日本学生支援機構が発行する「ソーシャルボンド」への投資について

　吉富町は、基金運用の一環として、さらに、資金運用を通じた社会貢献への取り組みとして、独立行政法人日本学生支援機構（以下「JASSO」）が発行する「ソーシャルボンド⋆（SDGs債）」の理念や趣旨に賛同し、投資することを決定しました。

　このソーシャルボンドにより調達された資金は、憲法及び教育基本法に定める「教育の機会均等」の理念の下、意欲と能力のある者が等しく修学の機会を得、自由かつ有意義な学生生活を送ることができるようJASSOが担う奨学金事業のうち、貸与奨学金の財源として活用されます。

　また、国連の持続可能な開発目標（SDGs）のうち、目標4「すべての人に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」の達成に繋がるなど教育における課題解決に貢献します。

　町では、独自の奨学金貸付事業を行っており、利用者の視点に立ち、心の通った事業を展開するため、貸付金の増額や返還期間の延長など利便性の向上を図るとともに、働きながら町やJASSOなどの奨学金の返還を行う若い方たちの生活を応援するため返還金の一部を助成する奨学金返還支援事業を開始するなど絶えず見直しや改善を進めてきました。

　今後も次代を担う子どもたちのために、こども家庭庁が掲げる「こどもたちのために何がもっともよいことかを常に考え、こどもたちが健やかで幸せに成長できるような社会」の実現を目指し、こどもまんなか応援サポーターとして社会的責任を果たしていきます。

⋆ソーシャルボンド：調達資金の使途が、社会的課題の解決に資するものに限定される債券

<本債券の概要>

こどもまんなか応援サポーター宣言

★吉富町「未来を担う若者の移住・定住促進」奨学金返還支援助成金交付要綱.pdf