直江地区から鈴熊地区町道に整備したカラー舗装と道路標示について

本町は交通事故ゼロを目指し、交通安全対策に力を入れている町です。最近では京築管内で初めてのゾーン30の規制を小学校が近い駅周辺地区に行いました。
また平成19年度から4ヶ年で主要な通学路である町道「金鈴通り」の車道をあえて狭くし歩道を設置する工事を行うなど積極的な対策を講じています。
今回の工事は、近年全国各地で登校中の児童らが車にはねられ死傷した悲しい事故が多発していることを契機に、通学路の総点検を行い、関係機関から特に危険であるとの指摘を受けた道路についての対策工事です。
当地は安全対策を講じる道路幅員が5m程と狭いことから路肩のカラー舗装と車道に狭窄部を設け、警察は速度規制を40キロから30キロに変更する運びとなりました。
ただ最近では路肩のカラー舗装も一般化し、それだけでは十分な安全対策といいきれないことから、ゆるやかなカーブで見通しが悪い危険箇所の手前に、「ゆっくり！」の表示を行い、また対向方向には、方言を活用した先進事例を参考に、「あ、危ねー！」と漢字を用い分かりやすく、かつ短く少しインパクトのある表示を行いました。
同じく通学路でT字路の危険箇所には「飛び出す！」を表示しました。

表示については関係機関より手法や文面について賛否両論のご指摘をいただいておりますが、カラー舗装と表示による一体的な安全対策を講じていることを周知し、より多くの方に知っていただくことで、ドライバーの皆さんに安全運転していただき、今後も引き続き、交通事故ゼロの町を目指したいと考えています。
なおメールやインターネットでも、「正しい日本語を使うべき」や「真面目に取り組むべき」などのご意見をいただいています。
当該路線は、国道や県道とは異なり、町内及び周辺地域の方々が主に利用する町道であり、地域の方々や子供にも親しみのある言葉で、ドライバーにも子供にも分かりやすいと判断し、あえて方言を使用させていただき、真摯に交通安全対策に取り組んだものです。ご意見は今後の参考とさせていただきます。