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【1】山国川中下流域の旧石器時代

■山国川中下流域の旧石器時代

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旧石器時代後期の資料は、 上毛町下唐原 ( こうげまちしもとうばる) 上毛町萱場 ( こうげまちかやば) 豊前市青畑 ( ぶぜんしあおはた)などの洪積台地で、ナイフ形石器や 剥片尖頭器 ( はくへんせんとうき)などの利器(15,000年前頃)や、 細石刃核 ( さいせきじんかく)(12,000年前頃)が発見されていますが、吉富町内では未発見です。これらの石器は、黒曜石・ 硅質岩 ( けいしつがん) 流紋岩 ( りゅうもんがん)などの石材が用いられています。 岡為造 ( おかためぞう)氏資料のなかの 垂水桑野原 ( たるみかのばる)出土とされる 安山岩製尖頭器 ( あんざんがんせいせんとうき)も旧石器時代後期の可能性があります。当時の気候は、最終氷期から温暖化に向かってはいますが、まだ平均気温は低く、周防灘もかなりの部分が陸地であったとされています。

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