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奥塚中津市長と先人たちのルーツを辿りました

2021年07月09日 更新

 かつての藩政時代、吉富町は中津藩でした。さらにさかのぼれば、黒田官兵衛と広津城、6世紀後半の天仲寺古墳と中津市高畑の集落(中津南高校付近)、中世の八幡古表神社と中津伊藤田・古要神社による宇佐八幡放生会での傀儡子舞の奉納など、隣町の中津市とは、歴史的・文化的にご縁が深く、いまでも就業や就学、買い物などにおいて生活圏を共有し、深い結びつきを持っています。
 こうした吉富町と中津市との歴史的背景を再認識することを目的として、7月9日に、中津市・奥塚正典市長、前田良猛副市長との対談を行いました。対談後には、お互いの歴史を感じる史跡として、島原の乱出兵の地である高浜・遠見番所跡、中津藩主も手厚く庇護した八幡古表神社、天仲寺山・小笠原家墓所を訪問し、私たちの共通のルーツ、今につながる先人たちの足跡を辿る記念すべき一日となりました。
 本町は中津市を中心とする九州周防灘地域定住自立圏に加入し、広域行政の推進に努めています。今後、中津市とのさらなる文化交流はもとより、広域での連携を一層推進し、私たちの町だけではできないことも、圏域自治体と手を取り、心合わせをすることで、皆さまが安心して暮らせるまちづくりを目指します。そして、「ひともゲンキ!まちも元気!」な吉富町が、圏域自治体に元気の輪を広げていきたいと思います。

★IMG_1804.JPEG八幡古表神社にて (左から)永田主査(文化財担当者)、奥塚市長、花畑町長 ★IMG_1823.JPEG八幡古表神社の熊谷房長宮司から細男舞・神相撲の説明を受ける ★IMG_1846.JPEG中津藩主小笠原長次墓所前にて
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