‚思い通りの家で静かな吉富に暮らそう

和風モダンな雰囲気と木のぬくもりと優しさを感じる是則さんのお宅。
『思い通りの家を建てよう！』と吉富町に移住をした是則さんにお話を聞きました。

---いつ、どちらから移住されましたか？

2011年に、愛知県名古屋市から移住しました。

--移住を考えたきっかけは何ですか？

実は妻の妹がすぐ近くに住んでいて、この場所にも土地を持っていたんです。
私が建設コンサルタントの仕事をしていたこともあって、年齢も年齢だし、妻が庭のある生活にあこがれていることもあって、「じゃあ自分たちの思い通りの家を建てよう」ということで移住を決心しました。自然素材を使った環境にやさしい家。静かな吉富の町のイメージに合っていると思いますよ。

--住んでみて「吉富町はいいところだな」と感じるところは？またお気に入りの場所や過ごし方はありますか？

まず仕事柄感じることは地震や水害などの災害が少ないということです。あとはコンパクトシティであるがゆえ、生活の利便性がいい。スーパーも多いし、役所や病院も近い。日常の暮らしで不便を感じたことは全くありません。小さな町だからこそのメリットですよ。
町が主催するカルチャースクールにはよく参加しています。あの取組はいいですねぇ。私たちにとって楽しみが一つ増える感じです。私は絵画を習ったのですが、おかげさまである展覧会に入選し、巡回展で展示されることになりました。町にも、先生にも感謝ですよ。
あと妻もですが、健康を考えよく散歩に出かけます。佐井川沿いの風景は特にお気に入り。豊かな自然を感じられる贅沢なひと時です。小さな町なので気が付いたら町を出ていた、なんてこともよくあります（笑）

--町に対して移住者として何か要望はありますか？

私たちの世代ではなく、やはり若い人たちが暮らしやすい環境整備をするべきだと思います。
定住促進の補助だけでなく、やはりコミュニティつくりは大切。私たちもそうした移住者同士や同じ世代 の集える場所がないことに少し不満を感じていますし。近々すぐ近く山国大橋を渡った場所に「コメダ珈琲」ができるのですが、名古屋出身の私たちにとっては「コメダ珈琲」はコミュニティの場所というイメージ。ぜひ行政主導のスポットだけでなく、そういうお店の誘致にも力を入れてほしいですね。

--最後に、今後移住を考える方へメッセージをお願いします。

福岡は行政サービスが本当に充実している。
そのなかで一番小さな町でもある吉富町では、小さいがゆえの行き届いたサポートを受けられます。ぜひ一度相談にきてもらいたいですね。

ありがとうございました。