京築神楽
豊前地方で最も古い歴史を持つ伝承芸能 京築神楽
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京築神楽(土屋神楽講・吉富神楽)
京築神楽は福岡県の北東部、2市5町による京築地域で行われており、次第にその地域独自の神楽へと変化していきました。平成28年3月には、京築地域を中心とする旧豊前国の神楽が「豊前神楽」として国重要無形民俗文化財に指定されました。
吉富町では土屋神楽講、吉富神楽の2団体が活躍しています。
土屋神楽講は、土屋地区に伝わる神楽で、毎年10月に行われる土屋壷神社の秋季大祭で奉納されます。起源は、1787(天明7)年と伝えられており、多くの神楽が残る豊前地方の中でも最も古い歴史を有する伝承芸能の一つです。戦後まもなくは伝承者が不足し休止されていた時期もありましたが、1994(平成6)年に復活。現在も土屋神楽保存会によって伝承活動が行われています。
吉富神楽は、神楽の楽しさを地域の人々に伝えようと神楽好きの若者が集り、平成11年に旗上げしました。京築神楽の中では最も新しい神楽講ですが、勇壮で見応えのある舞を心がけ、地域の伝統文化である神楽の魅力を伝えられるよう日々修練を重ねています。
優雅なそしてスピード感のあふれる迫力のある神楽の舞を見に、吉富町へ是非お越しください。
神話を題材とした演目は、ダイナミックで迫力満点のものや素朴で味わい深いものなどバリエーションも豊富です。
地域の人々によって大切に守られ、伝えられてきた神楽を是非、実際に見て肌で感じてください。
きっとその魅力に取りつかれることでしょう。
吉富キッズクラブ「神楽教室」
平成15年度から開設された吉富キッズクラブの伝統芸能体験教室の「神楽教室」。
土屋神楽講のみなさんによる指導で、子供たちに楽しく神楽教えています。
土屋神楽講のみなさんによる指導で、子供たちに楽しく神楽教えています。
毎月2回(第2、4土曜日13時~15時)に、吉富町武道館にて活動を行っています。
また、吉富キッズクラブ育成連絡協議会が主催で開催している「キッズフェスティバル in 吉富」にて活動発表を行っています。
2021.03.10