アゲたい!とにかく開運願いの旅
運気を上げて幸せを掴みたい!
そんなアナタに、吉富パワースポット巡りをご案内
コース案内
縁起の良い地名の多い吉富町。
ここには歴史的価値のある史跡以外にも神秘的な行事や神社・寺も残っており、運気を高めるパワースポットが多数あります。
珍しい占い方法の残る壷神社から始まり、上部にある穴に溜まった水を付けるとイボが落ちるという皇后石、4年に一度の年に神相撲が奉納される八幡古表神社、貴重な仏像が多く残る鈴熊寺、島田虎之助が修練した天仲寺公園を散策し、歴史を感じながらパワースポットを巡れます。
神秘的な空気を肌で感じることで運気が高まるかも?
ルート案内
【ルート案内】
・八幡古表神社
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・皇后石
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・天仲寺公園
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・鈴熊寺
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・壷神社
八幡古表神社(はちまんこひょうじんじゃ)
「神様が相撲をとる町」として有名な吉富町で、その舞台となるのがこちら、1400年もの歴史を誇る古社。
「神様が相撲をとる」とは、4年に1度の8月、放生会(ほうじょうえ)で奉納される「細男舞(くわしおのまい)・神相撲」のことで、こちらは国指定重要有形民俗文化財にも指定される神聖な儀式。
ほか、毎年8月には細男舞の御神像に着せる着物を土用干しする「乾衣祭(おいろかし)」も行われ、境内全体が最も賑わいを見せます。
境内には、入母屋造りで千鳥破風をあしらった拝殿、三間社流造りの本殿、神舞殿が鎮座。
広い神苑に囲まれた堂々たる容姿を醸し出しています。
八幡古表神社に伝わっている傀儡子とそれを操っての傀儡子の舞(細男舞)と神相撲は、4年に一度行われています。 また、ここでは口を開いた狛犬の阿形(あぎょう)と口を閉じた吽形(うんぎょう)がみられます。
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皇后石
皇后石と呼ばれるこの石は、八幡古表神社にある江戸時代の古地図に、海岸の小高い丘の上の巨石として描かれ、周辺からも弥生式土器など多数の遺物が発見されています。
遺物の中には神をまつるための 祭祀( さいし) 土器も含まれており、 巨石信仰 (きょせきしんこう) の一つであり、海の神を祀る祭祀跡であったと思われます。
また、巨石はかつて周辺の人々から「鬼の臼」とも呼ばれ、上部にある穴に溜まった水を付けるとイボが落ちるという信仰もあり、「イボ神様」とも呼ばれています。
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天仲寺公園
この天仲寺山には天仲寺公園があり、パワースポットが集まっている場所です。
また、この地は「幕末の剣聖」とうたわれ、勝海舟の剣術の師として有名な島田虎之助が、青年時代に心身ともに修行し、鍛え上げた場所としても知られています。
さらに、中津藩主小笠原公三代の墓や豊前・築上地域最大規模の天仲寺古墳など見所がたくさんあります。
幕末の剣聖・島田虎之助が、青年時代に心身ともに修行し、鍛え上げた場所のひとつ天仲寺公園。 ここには中津藩主小笠原公三代の墓や豊前・築上地域最大規模の天仲寺古墳など見所がたくさんあります。
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鈴熊寺
鈴熊山公園にある「鈴熊寺」は、聖武天皇の命を受けた僧・行基により疫病平癒の願いをこめて開山されたと伝えられています。
その後、疫病を退散させ、聖武天皇の命によりこの堂を建立しました。
この堂の中には本尊の薬師瑠璃光如来像があり、国指定重要有形文化財に指定されています。
また、十一面観音菩薩座像など多くの仏像や、涅槃絵図なども所蔵しています。
このように貴重な品々が奉納されており、地元民だけでなく、歴史を愛する多くの愛好家の方が遠方からわざわざこの場所に足を運んでいます。
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土屋 壷神社
毎年10月14日に行われる壷神社の秋祭り神事となる「水占い」。
地元土屋区の氏子の中から選ばれた若者が褌(ふんどし)一つで佐井川から手桶に水を汲んで持ち帰り、その浄水を神主が神霊の宿る壷に献水し、神壷に納まった水の量によって翌年の五穀成就・作物の育成に必要な降水の過不足を占う神事です。
この神事は、弘安4(1281)年に空から天降った明星の神を土屋三郎右衛門という人が発見。
直ぐさま川の中に飛び込み、壷にすくい上げて、壷大明神としてた讃えたことから始まった神事です。
吉富の人々の五穀豊穣を願う強い気持ちが、この神事に表れているようです。