八幡古表神社(八幡古表神社の狛犬)
神々の大相撲が繰り広げられる八幡古表神社
1400年前の古き時代から続く吉富町の聖域
八幡古表神社
![八幡古表神社 遠景](/user/filer_public_thumbnails/filer_public/13/2c/132c0a16-b657-4ad8-b57e-7cc8cae50c4b/hatimankohyou02.jpg__720x478_q85_subsampling-2.jpg)
「神様が相撲をとる町」として有名な吉富町で、最も有名な場所がこの「八幡古表神社」。
「神様が相撲をとる」とは、4年に1度の8月、放生会(ほうじょうえ)で奉納される「細男舞(くわしおのまい)・神相撲」のことで、その舞台となるのが、1400年もの歴史を誇る古き八幡古表神社です。
八幡古表神社は国指定重要有形民俗文化財にも指定されいます。
また、毎年8月には細男舞の御神像に着せる着物を土用干しする「乾衣祭(おいろかし)」も行われ、境内全体が最も賑わいを見せます。
境内には、入母屋造りで千鳥破風をあしらった拝殿、三間社流造りの本殿、神舞殿が鎮座しており、広い神苑に囲まれて、堂々たる容姿を醸し出しています。
八幡古表神社の狛犬
![狛犬 八幡古表神社](/user/filer_public_thumbnails/filer_public/0f/52/0f529d6c-84bd-4ab0-89a2-0ae62abf5028/komainu01.jpg__720x478_q85_subsampling-2.jpg)
有形文化財 建造物
小犬丸 八幡古表神社
200年前から神社を守る、キリッとしたイケメン?狛犬
像高80センチメートル、頭や体の大きさなど、均整のとれた正しい形態の狛犬で、美術的にも優れた作品です。キリッとしてちょっと会ってみたいですね!
仁王や狛犬は、口を開いた阿形(あぎょう)と口を閉じた吽形(うんぎょう)がみられます。
密教では、万物の初めと終わりを意味するそうですが、高麗犬(こまいぬ)は魔除けの意味から神前、神域の守護を意味するようになりました。
昭和61年、本殿の側にあったものに拝所前に移しました。
台座には「願主萬屋中(よろずやちゅう)」「文化十癸酉六月吉日」(1813)と記されています。
今も昔も八幡古表神社の神様をずっと守り続け、たたずんでいます。
![狛犬2 八幡古表神社](/user/filer_public_thumbnails/filer_public/09/5c/095cdf82-5ed6-4804-ab99-49cebca6db0d/komainu02.jpg__720x478_q85_subsampling-2.jpg)
2016.04.01